さわだぶろぐ

転職や働くことについて考えたことを書きます

最後まで転職サポートをやりきること

 

転職エージェントの澤田( @axxis_sawada )です。

 

久しぶりの更新です。更新頑張ります。

 

今日は、転職支援する最後の関門、入社意思決定について。

 

今、最終面接の合格を企業からもらっているお客さんが何名かいまして、その調整を行なっています。

 

 

企業からは、その転職者が入社してくれるのか。

転職者からは、年収がどれくらいになるのか、本当にその会社に入社することがキャリアアップになるのか。

 

人の人生を決めていく仕事なので、

転職支援のどこを切り取ってもプレッシャーはかかるのですが、

特にこの最終調整は、重要な仕事だと思っています。

 

 

企業も転職者も必死です。

 

企業は内定を出したからには、転職者に強い意志を持った上で入社してもらいたい。

転職者は、より良い条件で、より良い企業に入社したい。

 

 

この最終局面では、どちらのお客さんもかなりセンシティブになるので、エージェントとしてはケアが必要です。

 

連絡の隙間を開けないように、不安にさせないように丁寧なフォローが必要です。

 

特に転職される方は、自分の人生が関わっている大事な意思決定です。

少し対応を間違えてしまうと、パッと思いついた突飛な考えに走ってしまい、

思わぬ結末になってしまうこともあります。

 

これまでにも、最終の局面でそういった考えになり、

転職相談から内定をもらうまで、一貫してお話ししていた軸から

全く別方向の最終意思決定をされたお客さんもいました。

 

 

転職エージェントとして、その見えない不安を抑え、

本来その方が成し遂げたい未来に近づけるキャリアを後押しなければならないと思っています。

 

 

一番希望していた会社に内定が出たとしても、

気を抜かず、最後まで転職される方の想いや未来に寄り添えるエージェントでありたいです。

 

それを徹底し、心から納得した状態で入社して活躍してもらうことが、

もう一方のお客さんである、企業への価値提供にもなると信じています。

 

 

エージェントだから、報酬の多い方や仲のいい会社に寄せてるんでしょ?

そう思われている方もいるかもしれません。

 

他のエージェントは知りませんが、僕は違います。

 

転職エージェントも人間です。関わるお客さんに幸せになってもらいたいに決まってます。

 

そんな仕事を実現するために、企業や業界、働き方、自己分析の仕方など

しっかり勉強し続ける必要があります。

 

 

今、支援してる転職者、みんなが一歩でも幸せに向かえるように頑張りたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転職決定だけが仕事じゃないよ

 

転職エージェントの澤田( @axxis_sawada )です。

 

 

今週、2名の方の転職サポートを終了させていただきました。

転職が決まったから、サポート終了になったのではありません。

 

お一人は、現職が忙しく転職の時間が取れないから。

もうお一人は、方向性の変更によって、弊社では求人のない医療業界での転職を希望のため。

 

お二人とも6月からサポートを開始させていただいた方でして、

今週まで、4ヶ月の間、転職活動をサポートさせていただいておりました。

 

どうなりたいのか。

今の仕事での課題はどこなのか。

その希望であれば、こんなキャリアステップがある、こんなのもある。

 

じっくりヒアリングさせていただきながら、求人のご提案や面接や転職活動についてのアドバイズをさせていただきました。

 

チャットやお電話、対面での面談で、今のお仕事がお忙しい中、

かなりのお時間を転職活動のため、澤田のサポートを受けるための時間に使っていただきました。

 

それだけ信頼いただき、お時間をいただいたにも関わらず、最後までお二人の未来を導ききれなかったことに、申し訳なさと自分の非力さを強く感じました。

 

そんなつもりではなかったのですが、自然と御用聞きな転職エージェントになっていたのかもしれません。

待ちの姿勢ではなく、常に転職される方の潜在的な欲求を引き出し、具体化し、その道へ導く必要があります。

力不足を感じたのもあるのですが、今回は、また新たな感情を見つけたのです。

 

 

お二人とも、私に対して「申し訳ないです」と言ってくださいました。

 

正直、メンタル的にも数字的にもかなり辛いです。

4ヶ月しっかり向き合って、軸を決めて、自己分析をして、これから動いていくぞ。というタイミングでもありましたし。

 

ただ、その数字が辛いよりも先に思ったことが、「よし!自分で決められたね!」という感情だったのです、

働く全ての方に、自分の「軸」をもって働いてもらいたい、弊社の転職サポートをする際に大事にしているポイントの一つです。

 

転職するもしないも、新しい業界・職種に挑戦するも、同じ業界に残るも、全て大きな意思決定なのです。

その意思を私に対して、きっぱりと伝えきれたことに、これまでサポートさせていただいた意味があったのではないかと感じました。

 

お二人が自分の軸を持ち続け、前向きに働かれていくことを応援してます。

 

また、いつでも相談お待ちしております。

 

 

おわり。

 

マズロー入門してみた。

 

こんにちは。転職エージェントの澤田 ( @axxis_sawada) です。 

 

本を読んだり、仕事の中で多くの方の転職活動をサポートしながら「なぜ働くのか」について考えていたところ、

その問いの先には「なぜ生きるのか」という大きなテーマが潜んでいることを感じました。

 

そこで、今の自分が唯一知っている思想、マズローの欲求の階層についてとりあえず、勉強しようと思って  マズロー心理学入門: 人間性心理学の源流を求めて を読み始めました。

 

マズローがどんな背景で、その思想に至ったのかについても解説されていて、個人的にはすごく読みやすくわかりやすい、入門という言葉にふさわしい本だったと思います。

 

特にこの本には、マズローの定義する自己実現についての解説が多く、自己実現を支援する仕事をしている僕にとって、学びの多い本でした。

 

欲求の階層のポイント

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出典:マズローの欲求5段階説|モチベーションアップの法則

 

上記の図は、多くの人がみたことのあるマズローの五段階欲求と言われるものです。

 

この本を読んで新しく気づいたポイントは以下の二つ。

  1. 低次の欲求が満たされると、より高次の欲求が現れること
  2. 欲求の階層は不動なものでなく、流動的な場合があること
  3. 高次の欲求ほど緊急度が低いこと 

 

低次の欲求が満たされると、より高次の欲求が現れること

これは、何となく知ってはいたが、文章として読んだことでハッとした。

 

どうしてか。僕は、仕事の中で、多くの方に「あなたはどうなりたいですか」と質問をしてしまっていたのです。

答えられない人が多かったのは、きっとその欲求がまだ現れていなかったケースもあったのだ、と思いました。

 

顧客に感謝されたい、残業が多すぎる、パワハラを受けている...

 

自己実現以下の階層が満たされていない中で、「自分がどうなりたいか」について考えることは難しいのかもしれません。

 

「あなたはどうなりたいのですか」この質問を投げかけて良いのは、それらが満たされているのだけど、どうしたいかがわからない人。 

自己実現の階層にたどり着いているが、何がしたいかわからない、と言う方には、そういった質問から、自己実現を叶えるサポートができるかもしれません。

 

欲求の階層は流動的である

この存在には注意をしないといけません。。

とにかくこんなことがやりたい!という強い思いがある人には、一般的な市場価値などの概念を当てはめず、やりたいことをどう実現するかの深掘りを進める必要あると思いました。

本の中では、画家のゴッホがその例として挙げられています。

 

転職エージェントを初めて間もない頃に「こんなことをやりたい!」と言う転職相談者に対して、市場価値を正面からぶつけてしまい、支援ができなかった方がいました。

 

サポートをする僕側の人間は、そういった階層や特徴があることをしっかり理解して、仕事に臨む必要があることを強く感じました。

 

高次の欲求ほど緊急度が低いこと

高次な欲求は、社会的動物である人間が進化の過程で、感じるようになった欲求です。

よって、高次の欲求ほど、生物的な優先順位が低く抽象的です。

 

これがの緊急度の低さが自己実現をサポートする上で、もっとも難しい点だと思っています。

 

  • 現状に特に不満はないのだけど、なんかモヤモヤする。
  • 自己実現、できればいいけど、なんだかんだ今は忙しいし。

 

 

人は誰しもよくなりたいと思っています。

ただ、緊急度が低くそのための行動が取れていないだけなのです。

 

これを知ることでもっと人に優しくなれる気がしました。

 

逆に、自分自身にベクトルを向けて見ると、

その緊急度を意図的に高めていかなければ、なにも成し遂げることはできません。

 

自己実現者の共通点とは

この言葉は、人の自己充足への願望、すなわちその人が潜在的にもっているものを実現しようとする傾向をさしている。この傾向は、よりいっそう自分自身であろうとし、自分がなりうるすべてのものになろうとする願望といいえるであろう。

中野明.マズロー心理学入門:人間性心理学の源流を求めて(FLoW ePublication) 

マズローは、自己実現について、著書で上記のように定義しています。

 

先に書いたように、欲求の階層を積み上げてきて、何か自己実現を目指したいと思っている方は、ここにヒントがあるかもしれません。

 

  • 潜在的に持っているものって何だろう?
  • どうやったら実現させることができるのだろう?

 

上記の二段階に分けて、自己実現を叶えるサポートがあるかもしれないと思いました。

そのためには、別途勉強の必要がありそうです。。

 

 

また、自己実現者の特徴として、マズローは15の特徴を挙げています。

15の中に重複しているのでは?と思うものもあるのですが、その若干の違いがマズローの思想が難しいと言われる所以だそうです。

 

特に重要だと感じた3つを紹介します。

  • 現実をより有効に知覚し、それとより快適な関係を持つこと
  • 課題中心的
  • 自律性
現実をより有効に知覚し、それとより快適な関係を持つこと

まず、初めに挙げられているのがこの特徴です。

現実を歪めず、まっすぐに受け止めその現実とより良い関係を築くこと。

 

言うは易し行うは難しですね。。

 

僕は、どうしても自分の都合の良い解釈をしてしまいがちです。

その現実を拒絶することなく、まずは受け止めること。それが自己実現の初めのステップなのかもしれません。

 

課題中心的

自己実現者は自分自身の問題でない課題を持っている、と言う考えです。

使命と言う表現の方がイメージしやすいでしょうか。

 

表面的な価値、目の前のKPIや売上ももちろん大切です。

その中にある、あなたの仕事の本当の価値はなんでしょうか。

 

僕は、転職エージェントをやる傍、このような勉強をし、自らの使命に従って生きている感覚があります。

転職なんて、表面的な課題解決にしかならない、と僕は思っています。

そのため「なぜ働くのか」「なぜ生きるのか」についての答えを知り、多くの方に伝えたいのです。

 

あなたの使命は何でしょう?

 

自律性

自己実現者は物理的環境や社会的環境から比較的独立しているという特徴を持ちます。彼らが興味を持つのは自分自身のたゆみない成長です。そのため、自分自身が持つ可能性と潜在能力を頼りにします。結果、外部依存的ではなく、環境から独立する傾向が強まります。

中野明.マズロー心理学入門:人間性心理学の源流を求めて(FLoW ePublication) 

 

上記から、自己実現者は、外部環境を言い訳にしない人のことと示されています。

自己実現者は、自分の内部からエネルギーを生み出すことができます。

 

 

自己実現を目指すと、上記の3つを含めた合計15の特徴に自然と当てはまるそうです。

自分自身が、まっすぐに自己実現に向かっているのか、この特徴に◯をつけながらチェックしてみても良いかもしれせん。

 

 

まとめ

うまくまとめられませんが、この本を読んだ価値は非常に高かったです。

 

人間は、ただ生きるための生物ではないこと。成長することによって、より人間らしく幸せになると言うこと。

その過程に、「欲求の階層」が存在すること。

自己実現者には、意思があれば誰でもなれること。

  

この自己実現に向かう思想は、低次の欲求を自然と満たせる時代・環境下にいる僕たちが、幸せになるために持つべき思想なのかと思いました。

 

この日本に住んでいて、命の危機を感じることはほとんどありません。

所属と愛の欲求についても、学校、会社、家族がいることで多くの人が満たされてそうです。

僕たちは承認の欲求を乗り越え、自己実現に向かって生きられるチャンスがあります。

 

インターネットの普及によって、その承認の欲求を満たすのが難しくなっているのが、今の社会になっているのかもしれませんが。。

 

まだまだ勉強するぞ。ではまた。 

 

 

 

 

 

 

どうやって仕事に向き合えばいいのか。

こんにちは。転職エージェントの澤田 @axxis_sawada です。 

 

最近、この本を読みましたので、二年ぶりくらいにブログ書いてみました。

早起きコミュニティに入ったことが影響してるかもです。笑

 

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

 

転職エージェントという仕事をやる中で、

「そもそもなぜ働くのだろう」ふと思いまして。

 

なぜ働くのかについて知りたくて、この本を読みました。

(逆にまだ読んでなかったのか...という感想は自分自身が一番感じてます笑)


どんな本だと感じたか

京セラ・KDDIの前身となる、第二電電を創業した著者、稲盛和夫さんの実体験に基づいて、働くことに対する考え方が書かれてます。

稲盛さんの築いた功績が、どのような仕事観を持って働いた結果なのか、わかる本になっています。

 

仕事の向き合い方や働くことの尊さについて、書かれているのですが

僕が、この本を読んで一番感じたことは、結局、全て自分次第だ。ということ。

 

読み方によったら、「根性論っぽい」と思われるかもしれません。
なぜか。それは、「他責の心」のせいなのかもしれません。

  • もっと自分にあった成長できる環境がある。
  • 業界に将来性がない。
  • 年功序列の評価制度。
  • やりがいを感じられない。

上記は私が転職活動を支援する中で、転職希望者からよく聞く、転職理由です。

転職の理由として否定しません。むしろ健全な心の反応かと思います。

 

僕が違和感に感じるのは、自分にベクトルが向いていないこと。
上記に加えて、「自分はどうしたいのか」「自分はどうなりたいのか」があまり出てこないことです。

 

ハッとした方は、この本を読むことによって、自分にベクトルを向ける方法を知ることができるかもしれません。


全てが完璧にうまくいく人なんていない

著者も全て成功してきた人ではないということが、初めに書かれています。

  • 大学受験の失敗
  • 入学した大学で猛勉強して学校からの推薦などももらうが、就職活動にも失敗
  • 入社した小さな製造会社は、今にも潰れそうな赤字会社
  • 任給が給料日に支払われない
  • 一年以内に自分以外の同期が転職

著者のキャリアはここからスタートします。

歴史に名を刻むような方でも、全てが華々しい経歴な訳ではないのです。

その背景がより一層、この本の内容に説得力を持たせてくれているのではないかと思います。


働くことは「万病に効く薬」?

この本の初めに、働くことに対して稲盛さんは「万病に効く薬」だと思う、と書かれています。

働くことは人間を鍛え、心を磨き、「人生において価値あるもの」を掴み取るための尊くて、もっとも重要な行為であること。

 

なるほどー...と思うのと同時に、難しいなと思ってしまいました。

どうすれば、そんな思想にになれるのか。

仕事を打ち込むことで何かを達成し、喜びを得る「成功体験」を得ることなのではないかと思いました。

 

それでは、「成功体験」を積むにはどうすれば良いのか。

この本には、その成功体験を積む第一歩が、とりあえず腹をくくって、働くことに打ち込むことだと書かれています。

 

どん底だった新卒入社の会社から、著者がどのように仕事に打ち込んだのか。

実際のエピソードに交えて、イメージしやすいように書かれています。

 

仕事を好きになるために

この本でもっとも共感した部分が、この、「仕事を好きになる」という話でした。


仕事を好きになるためにはは、その仕事に熱中して本気で打ち込むことだと書かれています。

 

「この仕事に打ち込もう」と自分に言い聞かせるように努めたのです。すぐに仕事が好きにならずとも、少なくとも「この仕事が嫌いだ」というネガティブな感情だけは自分の心から追い払って、目の前の仕事に全力を注いで見ることを決意したのです。今思えば、「仕事を好きになろう」と努めることであったのかもしれません。

 

まずは、今の仕事に打ち込んでみる。
少しの成果でも大げさに喜んでみる。そうすると嬉しい→頑張る→評価されるの好循環が生まれ、気づいたら好きになっているのかもしれません。

 

また、以下のようなことも書かれています。

「天職」とは出会うものではなく、自ら作り出すものなのです。

 

著者は、同期からとり残された会社で、仕事にひたすら打ち込み、成果を残し仕事の楽しさを見つけ出します。

 

天職は、空から降ってくるようなものではなくて、

相対的に比較し続けることで、見つけられるのではないかと思っています。

 

比較する対象にするために、目の前の仕事に打ち込む必要があります。
今の仕事への理解ができていないままに、「青い鳥」を求めて、彷徨う方を何人か見てきました。

 

 

より今っぽく考えると、それは、今の仕事に限定する必要はないかもしれません。

プログラミングが好きなら、本気で勉強してプログラマーになれば良いし、

ブログが本気で好きなら書き続ければ良い。

 

とにかく、好きを極めること。

興味の端っこを見つけたら、それを離さず、手繰り寄せて確かめてみたら良い。

(なんか歌詞みたいになったw)

 

一番怖いのは、何も試していない、向き合っていないこと。

 まずは、自分を理解するためにも、今の仕事に本気で向き合うことは大事だと、改めて感じました。

 

能力を未来進行形で考える

高い目標を掲げることの大切さについても取り上げられています。

今の地点では全く想像できないような大きな目標を掲げる。自分は何者にだってなれると信じることが大事だと書かれています。

 

成長したい?成長したくない?と聞くと、みなさん成長したいと答えるでしょう。
でも、その成長の先に何がありますか?と聞いて答えられる人は多くありません。

 

明確な目標がないことが、目の前のことに打ち込めない理由の一つなのかもしれません。

 


人間としての正しい考え方

この本の最後には、人間としての正しい考え方について書かれています。

人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力

この本では、考え方 > 熱意 > 能力 の順番で大切だと書かれています。

 

熱量の大切さはここまででなんとなくわかったのですが、最後に書かれている、
熱量と考え方の違いが、特に働き方の大切なポイントだと思いました。

 

根本にある考え方が、人生や仕事の結果に影響を与える大きな要素になる。

最後に著者の考える正しい考え方を紹介して、この本は締めくくられています。


最後に

仕事への向き合い方について、著者の経験に沿って書かれているこの本は、
仕事を他人や環境ではなく、自分事に捉え、仕事や自分と向き合うことの大切さを知ることのできる一冊でした○

 

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

 

 

 

大学を中退し入社したベンチャーを2年で辞め転職しました。

2017年の振り返りと2018年の目標

何か大げさなタイトルになりましたが、要は年末年始によく見る振り返りと新年の抱負が書かれている、自己満ブログです。笑

2017年新しくお知り合いになった方も多いので、一つ自己紹介と、こんなこと考えてる人なのか、くらいに感じて読んでもらえれば嬉しいです。

 

2017年にやったこと・感じたこと

2017年は個人的に、地元愛媛県松山市から出てきて2年目と、大学を辞めて働きはじめた真価が問われる年でした。

要約すると、インターン生気分で取り組んでいた仕事から、社会人っぽい仕事を任せてもらえるようになり、ちょっとした成果で天狗になり、転職して、さらに現実を突きつけられて奮起している、というような話になっております。

150人規模の全社総会を企画しました

2015年の10月からdivというプログラミングスクールTECH::CAMPを運営している会社に勤めておりました。はじめはインターン生としてジョインし、2016年の4月に大学退学を決意し、正社員として入社させて(拾って)もらいました。業務としては、インターン生の採用・育成・プログラミング教室の運営を担当しておりました。

 

2016年の末から準備を進めていた、全社総会を2017年1月に実施しました。創業以来初めての試みとなる150人規模の総会で、これまで以上の社内調整力とサプライズワーク力が試されました。

反省点は多かったものの、divで働きはじめてからの1年以上いつもボコボコにフィードバックされていた代表から初めて「良い仕事だった」と評価いただき、嬉しかったのを覚えてます。

 

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法人営業への異動

総会が終わってすぐの2月、当時立ち上がって半年ごろだったdivの新サービス、TECH::EXPERT( https://tech-camp.in/expert/ )の法人営業担当へ異動します。営業担当は当時すでに2名おりましたので、自分含め法人営業が3名体制になりました。

はじめは、異動に反対していました。なぜなら、総会を経て成長した(と感じていた)自分の力を、入社以来ずっと担当していた、インターン生の採用育成の領域で頑張りたいと決めていたからです。結局は、いやいや異動を認め、営業をすることになります。(今思えばココが2017年の大きなターニングポイントになりました)

 

当時、外部の人と関わる仕事がほとんどなかったので、営業について一から教えてもらいました。はじめはあんなにいやいや異動したけど、気づけば大好きな会社で、新しいスキルを身に付けることのできる、社内異動って素晴らしいなと感じてました。

 

テレアポ、商談、契約書回収、既存顧客とのリレーション、返金の手続き、など転職エージェントの営業担当としての仕事を任せてもらいました。チームとしても目標達成が続き、中途の新しいメンバーも加わり、活気に満ち、最高の環境で仕事をさせてもらってました。

 

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転職しました

本当にすごく楽しく仕事させてもらってました。

ただ、僕はここで大きな勘違いをしていました。
営業担当3人のうち、新規開拓も紹介決定数も自分がトップでした。と言ってもほんのわずかな差ですし、1名はマネージャーとしての業務が多かったので、実質何がトップなのかよくわかりません。それにたったの3,4ヶ月のことです。それを何か自分が偉くなった気がして、悪い自信がついてしまっていました。

本当に情けない話ですが、その当時の自分はかなりチームの雰囲気を悪くしていました。

 

それに気づいた自分は、かなり抽象的ではありますが "組織に依存している" ことが原因と思い、より早く課題解決し、より自分と向き合うために "転職" という道を選びました。

この意思決定のためにもたくさんの方に、相談のお時間をいただきご迷惑おかけしました。この場でのご報告になってしまった方も多いですが、必ずご挨拶させていただければと思っております。

 

転職エージェントをはじめました

10月上旬、素晴らしいご縁に恵まれアクシス株式会社に転職します。
きっかけをいただいた方、代表と迎え入れてくださったメンバーのみなさんには本当に感謝しております。

業務としては、転職エージェントとして、キャリアアドバイザーと営業を担当しております。自立型人材 https://axxis.co.jp/magazine/jiritsugatajinzai という考え方のもと、真の転職成功、真の採用課題の解決をしたいと考えております。ターゲットとしては若手の営業職を中心としております。

転職希望者でも採用担当者でもご興味のある方は気軽にご連絡ください! sawada@axxis.co.jp

 

2018年の目標

書ききれないことも多かったのですが、ここまで2017年の振り返りをしてきました。
社内異動・転職と2017年も変化の多かった年でしたが、2018年はずっしりと腰を据えて、逃げず自分と向き合い力をつける年にしようと考えてます。

 

一人の人間として自立する

転職して2ヶ月経ちました。全く情けなく、今の代表とメンバーには申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、転職した目的である、広義での "組織に依存している" 自分を矯正するための要素が絶賛溢れ出ている状況でございます。その課題に向き合い矯正していくことを目標にしました。
それぞれの課題についてはまた別に振り返る機会を作ろうと思っております。

  

最後に

以上!読んでいただきありがとうございました!
ここまでタイトルに触れる感じの内容がでてきませんでしたが、少し書かせてもらうと、大学中退したことは1ミリも後悔してません!転職した前職に入社したことも完璧な選択だったと思っています。もちろん今の会社も最高です。

人生決めるのはいつも自分。自分の積み重ねで今がある。生まれたところも、親も周りも究極関係ない。頑張ろう!自分!みんな!

こんな人生が生きられるのも、いつも何もわからなく、アツさだけで生きてる自分を見守って指導いただける皆様のお陰です。2018年もよろしくお願いいたします。

2018年も澤田らしさを残したまま成長できるよう頑張ります!